2019年9月24日火曜日

9/20(金)に署名の3次集約分を横浜地裁に提出しました

 本訴訟に協力している神奈川県労働組合総連合が「公正な判決を求める」に協力していただきました。また、9月6日の2次集約以降にも馬車道法律事務所に届けられた同署名がありました。
 これら計251筆を3次集約分として、9月20横浜地裁・第4民事部に提出してきました。
 署名の最終集約数は2,838筆となりました。短期間の署名運動でしたが、ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。



2019年9月10日火曜日

判決期日(9月26日)のお知らせと傍聴のお願い

 2016年3月24日、国に対して個人番号の収集・利用停止などを求める訴えを横浜地裁に起こしました。それから3年半が経過、12回の期日を経て、いよいよ判決が下されようとしています。同趣旨の訴訟は全国8地裁で係争中ですが、最初の判決を受けることになります。それだけに横浜地裁の判決が他7訴訟に与える影響を考えると、裁判所がどのように判断するのか、極めて重要な局面を迎えようとしています。
 判決内容はマスコミも注目しており、当日は地裁前に報道陣が集まることが予想されます。世論喚起のためにも、この日は大人数で地裁を取り囲みたいと思います。原告の方だけでなく、関心のある方はぜひ横浜地裁に集まってください。

日時 9月26日(木)13:10
場所 横浜地裁・101号法廷
集合 12時までに荷物検査を済ませてお集まりください
★ご注意:裁判所の入口が日本大通り側(開港記念会館と反対側)のみになりました。また入口で「荷物検査」も行われることになりました。
(地図 google map)



★判決言い渡し後、報告集会と記者会見を波止場会館で開催します
(地図 google map)


(重要 当日ご参加の原告の方へ)
 もし敗訴した場合、高裁への控訴手続きを行います。一審のときのように控訴依頼書、控訴委任条(押印)、原告費用(2万円)、カンパが必要になりますので、印鑑と費用をお持ちください。控訴費用は一審よりも印紙代が高く、費用が高くなり躊躇されると思いますが、原告230人が一人も欠けることなく控訴したいと思っています。ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

9/6(金)に署名の2次集約分を横浜地裁に提出しました

 同訴訟を全面的に支援し協力している神奈川県保険医協会では、8月23日から9月4日にかけて、「公正な判決を求める」ための署名を実施しました。その結果、2週間たらずで412筆を集約しました。また、8月29日以後に馬車道法律事務所に届けられた同署名が137筆ありました。
 これら計549筆を2次集約分として、9月6日に横浜地裁・第4民事部に提出してきました。




※署名の集約数は9月11日時点で2,587筆となります。

2019/8/29(木)①関内駅前・情宣行動、②横浜地裁への署名提出、③勝利判決をめざす集会―の報告

 9月26日の判決期日に向けて、マイナンバー違憲訴訟@神奈川・原告団は8月29日の午後から夜にかけて、①関内駅前・情宣行動、②横浜地裁への署名提出、③「勝利判決をめざす集会」の開催――に取り組みました。

 この間、原告団は横浜地裁に対し「公正な判決を求める」ための署名に取り組んできました。関内駅前・情宣行動には原告・代理人ら22名のが参加し、JR関内駅前を往来する市民の方々に、マイナンバー制度の問題点、プライバシー権を侵害する違憲性を訴えながら、最後の署名協力を呼びかけました。その結果、わずか1カ月足らずで2,038筆の署名を集約することができました(内訳:紙署名1,802筆、ネット署名236筆)。その足で横浜地裁移動し、第4民事部に署名を提出しました。

 同日夜には、横浜駅西口のかながわ県民センター・301号室で「勝利判決を目指す原告集会」を開催。原告・代理人ら50名が参集しました。
 はじめに、原告団代表の宮崎さんが最近のマイナンバーを巡る動きについて報告。6月に発表された政府「デジタルガバメント閣僚会議」の方針を受けて、総務省による公務員への半ば強制的なマイナンバーカード発行勧奨が始まり、政府は国民にいかにしてマイナンバーカードを持たせるか、画策してます。宮崎さんは、これまで通り「書かない番号、持たないカード」で制度の廃止をめざすことが重要だと強調しました。
 つぎに弁護団代表の小賀坂さんが提訴から3年半を回想し、相次ぐ漏洩事故による制度の安心・安全の崩壊、制度目的がプライバシー介入するだけの正当性を欠いている点などを指摘。原告の主張の正当性を再認識し、共有しました。また、数日前に本ブログを見た裁判所の事務方から「署名を提出しに来られるようだが、何名来られるのか」といった電話照会があったというエピソードが紹介されました。小賀坂さんは、横浜地裁もそれだけ判決に重圧が掛かっていることの証左だと強調した。
 続いて、弁護団の大野さんらから、東京高裁への控訴審の意義や手続きについて説明がありました。9月26日に判決がでますが、仮に敗訴した場合、控訴となります。控訴の手続きは判決書を受領してから2週間なので、原告の皆さんは迅速に対応していただく必要があります。控訴費用は一審よりも印紙代が高くなりますが、マイナンバー制度の違憲性を訴え続けるために、敗訴したときはまた原告230人で控訴できればと思っています。
 集会の最後には、判決期日(9月26日)の傍聴の呼びかけが行われました。





※署名の集約は8月29日以後も継続しており、神奈川県保険医協会や県労連などの団体が取り組んでいます。9月26日の判決期日前までに、2次集約分、3次集約分として、横浜地裁第4民事部に五月雨式に提出する予定ですので、最終集約数は改めてご報告します。