5月12日にデジタル改革関連法が成立してしまいました。デジタル化の基盤システムとしてマイナンバーを活用するための法改正が行われ、「税と社会保障、災害」対策が目的だったマイナンバー制度は姿・形をかえてさらに大きく変貌していきそうです。
マイナンバーであらゆる個人情報を「紐づけ」し一元管理できるようにするなど、マイナンバー制は事実上の国民総背番号制と化してしまいます。プライバシーの侵害、情報漏えいへの危険は計り知れなく、これまでも年金情報の再委託や近々では保険証利用のための加入者データ入力ミスなど多数の事件・事故がおきています。プライバシーは守られるのか、不安は増します。本人同意なき収集・保管・利用・提供されることへの自己情報コントロール権を問う違憲訴訟はますます重要なたたかいになっています。
「自己情報コントロール権」を人権として認めさせる判決を勝ち取るために、訴訟繋げていけるようにみなさんと意見交換したいと思います。
日時 2021年6月3日(木)18:00-19:30
会場 かながわ労働プラザ 第5・6・7会議室+WEBライブ中継(Zoom)
スピーカー
- 小賀坂徹弁護士「控訴審における私たちの狙い・仙台違憲訴訟控訴審判決」
- 宮崎俊郎さん(原告)「デジタル監視法成立下のマイナンバー制度の変質」
- 小林展大弁護士「控訴審における重要課題(違法再委託問題の総括)」
*お話を聞いた後、質疑・討論で活発に行いましょう。
[会場地図]
ミーティングID:847 3840 6879
パスコード:111713