集会では、小賀坂・弁護団代表らが3年半に及ぶ地裁闘争とその間のマイナンバー漏洩事故等を回想しました。特に、昨年末に発覚した国税庁、自治体の入力業務の違法再委託について、「230万件を超える大規模なマイナンバー漏洩事故」と指弾。裁判の最終盤ではあるが、最終準備書面とは別に準備書面を提出し、徹底的に追及すると強調しましたた。
その他、全国の同訴訟の進行状況、マイナンバーカードの保険証代替の問題、マスコミ対策など、積極的な意見交換が行われました。
また当日は、集会の開催前に原告団の有志が横浜地裁に赴き、「抗議ならびに申し入れ書」を提出しました。これは、原告側4名の人証尋問が行われた第11回期日において、①書画カメラによる資料の画像表示を、裁判長が何の理由も述べずに却下したこと、②人証尋問の最中に左陪席裁判官が長時間に渡り居眠りをしていたこと――の2点について、抗議とともに真摯な姿勢での裁判進行を申し入れたものです。
写真は原告集会の模様です